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| 写真でも分かるように、まるで北海道のマリモの様な、深緑の丸いお菓子である「真盛豆(しんせいまめ)」は、後に天台宗真盛派を開いた真盛上人が、辻説法の際塩豆に菜の干葉をかけた物を人々に分け与えた、その豆に由来していると伝えられている。また秀吉の時代には、茶会の献上菓子として出されていたこの菓子を見て、歌人細川幽斉は、「苔のむす豆」と詠み今でも別名ではこう呼ばれることもある。ここ竹濱義春の「真盛豆」は、一粒一粒全て手作りで炒った黒豆に蜜をつけ洲浜粉をまぶし、また蜜をぬり洲浜粉をまぶすという工程を繰り返し、直径1.5cm前後の丸い玉にする。そして最後にきめ細かな緑色の粉をまぶしている。見た感じでは、京都なので抹茶の粉のように見えるが、実は青海苔である。この青海苔の風味が口に入れるといっぱいに広がり中の甘い洲浜粉と相まって絶妙な味をかもし出す。一度はこの古くからある京菓子を、口にしてみるのも面白いのでは。 | ![]() | |||||||||||
![]() 写真は竹箕入1,000円 |
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