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| 過去7回紹介してきたこのシリーズを含め京都の老舗の中で、これほどの店構えや規模をしているのは、この鶴屋吉信以外には無いはずである。8階建ての本店は、外観こそ和風ではあるが近代的な様相である。しかしこの店の歴史は長く、200年あまり京菓子文化を伝え続けている。この鶴屋吉信の代表菓子が「京観世」である。本店近くにある能楽の観世屋敷跡に残る観世井の水面の紋様に見立て作られたこのお菓子は、村雨で小倉を巻いた棹物である。下の写真のとおり重量感十分であるが、口にするとその意外なまでの淡く上品な甘さに魅了される。この辺が、人気の秘訣かも知れない。「京観世」は、写真の他に「翁京観世」(1,700円)の2種類が通年で販売されており、この3月からは、「栗京観世」に替わり「緑京観世」(1,800円)が販売されている。本店2階に茶屋があるが、京都の古き良き風情ある老舗のたたずまいでは無いものの、京都観光途中の一休みには、良いかもしれない。 | ![]() <店舗写真> | |||||||||||||
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