
老伴(おいのとも)
一見すれば最中の様に見えるこの和菓子は、最中皮に羊羹に近いものが流し込まれ表面を糖蜜で塗り固めております。松阪の豪商でもあり茶人でもあった三井高敏氏により白楽天の詩集の中から「老伴」の二字を取り命名したと伝えられています。最中の模様は、中心に鴻、両側に「延年」文字を配し幸福と長寿を表現しています。
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和菓子モール:柳屋奉善でのその他主な商品
鈴もなか
松阪の偉人本居宣長は、鈴の愛好家としても知られております。「鈴もなか」はやさしく響く鈴音を最中に託した一品で、4種の鈴形に青海苔入りの餡と小豆入りの白餡の2種類を入れた銘菓で御座います。
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宣長飴
国学者として名高い本居宣長は漢方医としても有名でした。「宣長飴」は古くからある「あめぐすり」を再現したもので、桂皮末や生姜といった材料で食べやすい昔ながらの味わいとしております。
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